ラッパ光る

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トランペット吹きが楽器や音楽について発信していくために開設。何かのお役に立てますように。

超個人的、バルブオイル使用感レビュー&紹介(2017/9/27版)

お久しぶりです、ムトウです。

 

前回の投稿から大分間が空いてしまいました。今回は以前に書いたバルブオイルの使用感の追記と、使用したことはないけれども知識として知っているものの紹介をしていきたいと思います。

 

過去の記事はこちらです。 

 

hikaru-tpiano.hatenablog.com

 

 

それでは参りましょう、まずはこちらのオイルです。

 

 

 

見た目通りのブルージュースですね(飲めません笑)。

 

こちらを以前紹介させて頂いた時には軽めの粘度と紹介しましたが、実は逆で粘度はかなり高めのオイルだそうです(失礼致しました)。

 

サビ防止の成分が入っており、ビンテージの楽器にも使用可能です……というのもやはり粘度が高めだから出来ることですね。

 

粘度の割にバルブワークは軽めなので、そこが一つ魅力のオイルでしょうか。澄んだ音色になり、マイク乗りが良いので、ポップス奏者などに向くオイルの一つでしょう。

 

続いてはこちらです。

 

 

アルキャスのバルブオイルです。使用されている方もなかなか多い印象です。

 

軽めの粘度で不純物が少ない純石油系のオイルになります。ケーシング内部にゴミが溜まりにくいため、リペアマンなどにも好んで使用されるオイルの一つです。

 

かなりさらさらしたオイルで、吹奏感も軽く、音にスピード感が出やすいです。シルキーなどと相性が良いオイルでしょう。

 

 

続いてはこちら。

アリシンのオイルです。こちらはあのNASAが開発したというから驚きですね。

 

一滴~数滴の使用で長時間のバルブワークを維持するなど、かなり粘度の高いオイルのようです(筆者未使用)。スライドにも使用出来るようで、一番、三番管の摩耗具合によってはこちらを試してみるのも良いかもしれません。

 

続いてはこちらです。

 

カップミュートやコルネットのマウスピースでお馴染み、デニスウィックのオイルです。

 

こちらのオイルはフライパンなどの耐熱加工に用いられるテフロンが含まれており、油膜をケーシング内で構成するオイルです。いわゆるベアリング的な働きに近いものでしょうか。

 

そのためバルブワークが他の石油系のオイルなどに比べるとかなり滑らかになります。引っ掛かることは少なくなるでしょう。反面テフロンからくるゴミが溜まりやすいため、掃除の頻度が多くなるかもしれません。使用の際はご注意を。

 

続いてはこちらです。

 

Ultra-Pure プロフェッショナル バルブオイル

Ultra-Pure プロフェッショナル バルブオイル

 

 

ウルトラピュアのバルブオイルです。

 

無毒、無臭であり、石油系特有の臭いが苦手な方はこちらのオイルを使用するのがおすすめです。

 

バルブワークは軽く、音色も比較的落ち着いているので、アンサンブルに向くオイルかもしれません。ややゴミが溜まりやすい印象があり、掃除の際には注意が必要です。

 

今回のご紹介は以上になります。今回と前回の記事を合わせて、日本で市販されている大半のバルブオイルを紹介したことになるでしょうか。今回はスタンダードなものから外れ、ややニッチな商品の紹介になりましたね。

 

バルブオイルも楽器やマウスピースと同じで正解がないものです。楽器の状態、自分がどのような吹奏感が欲しいのか、よく吟味しながら選んでいくと良いでしょう。

 

この記事を見て頂いたことで、楽器に対して一考して頂く機会になれば幸いです。

 

今回はこれにて。

【レッスンレポ&備忘録】3ステップ、自分の想像と実際にどう聞こえるか

こんにちは、ムトウです。

 

しばらく更新をサボっているうちに、夏の気配が濃くなってきましたね。毎年夏バテする身としては、この暑さは堪えます。

 

さて、先日私の師匠の一人である高垣智さんのレッスンを受講させて頂きました。今回はアンソニー・プログ先生の書いたデュエットと、オネゲルのイントラーダ、トマジの協奏曲を演奏しました。

 

重点的に見てもらったイントラーダで、個人的に面白いと思ったのはフレージングについてです。

 

一度目の演奏、私なりの解釈を持って演奏し、概ね好評。しかし、もっと大げさにやっても良いのではないか、というアドバイス

 

二度目の演奏、持ってきた解釈を少し大仰に演奏する。自分でも違いが分かり、聴いている側にもどう歌いたいのかが分かるようになってくる。もっと大げさにやってみよう、というアドバイス

 

三度目の演奏、二度目の演奏をさらに大げさに、フレーズが分かりやすいように演奏。この時点で一度目に持ってきた解釈から大きく変化し、相手に強く伝わる説得力が宿った演奏になりました。

 

この後も何度か繰り返すうちに、この変化した演奏が自分のものになっていくのを感じました。

 

人間は自分が思っている以上に、他人に対して自分の考えていることが伝わりにくいものです。それは言葉であっても文章であっても、人によって解釈が違う以上、どうしても伝達の齟齬が起こり得ます。よく報連相(ホウレンソウ)を大事にしろと言われるのは、ここに理由があるように思えますね。

 

今回のケースのように大げさで伝わりやすい演奏というのは、相手に自分の音楽を伝えるために必要なことだと感じました。

 

さらにこのレッスンの後、以前マスタークリニックを受講させて頂いたアンソニー・プログさん(高垣さんの師匠でもあります)とのやり取りを思い出しました。

 

プログさんは昔、練習室の前を通りかかった誰かを呼び止めて、自分の演奏を聴いてもらうことをよく行っていたそうです

 

その時に、一度目は普段通りの演奏で。二度目はちょっと大げさに。三度目はさらに大げさに演奏して、どれが一番いい演奏だったかを訊ねると、三度目の演奏が一番良かったという感想がほとんどだったそうです。

 

実際に私もクリニックの時にベーメの協奏曲を吹いていたのですが、同じように三回吹いて、回数を重ねるたびに大げさに伝わるように演奏をすると、自分でもはっきりとした変化が出たのを覚えています。(その時、通訳として高垣さんもいらっしゃいました)

 

今回の高垣さんのレッスンは、プログさんとのやり取りを考えなおす切っ掛けになり、音楽をするための大切なエッセンスになるでしょう。

 

今回はこれにて。

東方曲、トランペット四重奏アレンジ【優雅に咲かせ、墨染めの桜】


【東方】幽雅に咲かせ、墨染の桜 ~ Border of Life トランペット四重奏アレンジ

 

こんばんは、ムトウです。

 

今回は僕の大好きな東方projectというゲームに使用されている楽曲の編曲をしました。

 

C管用に作成しましたが、B♭管でも演奏可能です。トランペット四重奏です。

吹奏楽部は使い方次第

こんばんは、ムトウです。

 

昨今、部活やそれをテーマにしたドラマなどを通して、吹奏楽というものが一般的に広く認知されるようになってきたように感じます。管打楽器を始める際には、吹奏楽部というものは大半の人のきっかけになっていることでしょう。私も例に漏れず、吹奏楽部の入部からトランペットを始めました。

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ピストンバネのお話、バックの新旧バネ

こんばんは、ムトウです。

 

トランペットには、たくさんの部品が使われています。その中でも、バネと呼ばれるものには、ウォーターキーのバネと、ピストンのバネがあります。今回はピストンのバネに焦点を当ててみたいと思います。

 

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