ラッパ光る

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呼吸とテンポ、従い過ぎないこと

こんばんは、ムトウです。

 

今回は、練習している時にふと発見したことに関して書いていきたいと思います。

 

楽器奏者であれば、メトロノームや指揮者のテンポに合わせて演奏することは、ごくごく当たり前のことだと思います。合奏で隣に座っている人とのテンポがずれるだけで、曲は成り立たなくなります。

 

ですが、個人練習において、テンポに従い過ぎることが、マイナスになることも有り得ます。

 

 

例えばロングトーンの練習。テンポは♩=60、時計の秒針と同じテンポです。

 

1拍目・2・3・4(ブレス)/次の小節の1拍目(ここで発音)、というのがごく一般的な練習方法でしょうか。

 

私もこういった練習の方法を取ります、たまにブレスが二拍になったりしますが、概ねはこの形です。

 

今日の練習でも、いつものようにメトロノームを使っていたのですが、ある時ブレスに違和感を覚えました。理由を探りながら練習を続けていると、メトロノームを取り払った時に上手くいくことが多かったのです。

 

そこで思ったのが、「外部から与えられたテンポに縛られた呼吸」をしている時に、演奏に支障が出るということでした。

 

合奏や練習において、私たちには指揮者やメトロノームからテンポという情報が与えられます。しかしそのインプットされたテンポという情報を、演奏としてアウトプットするのは紛れもなく、演奏者である私たちです。

 

与えられたものに従うのではなく、与えられたものを指標として自分の中に落とし込み(インプット)、自分のテンポとして実際に演奏する(アウトプット)。これによって演奏は成り立っています。

 

音楽はナマモノだと、私は先生たちに教えられてきました。私自身もそう確信しています。演奏者も、指揮者も、そしてテンポも音楽の一部であり、ナマモノなのです。

 

結論になりますが、自分の演奏の主役は自分であり、自分の演奏は自分のものです。テンポも(指揮者やメトロノームという指標はあれど)演奏者から自発的に湧き出てくるものである、というのが私の考えです。

 

みなさんはどうお考えでしょう?

 

既に理解されている方は今一度初心を思い出すために、そうでない方はこの記事から考える機会になったら嬉しいです。

 

今回はここまで!