ラッパ光る

ラッパ光る

トランペット吹きが楽器や音楽について発信していくために開設。何かのお役に立てますように。

MUTIO(ミューティオ)プラクティスミュートの紹介

こんばんは、ムトウです。

 

最近ようやく就職する場所も決まりまして、これから楽器を吹く時間が減ってしまうので、上手く時間をやりくりしないといけないな、と思っております。

 

さて、私はこれまで普段の練習を主に家で行っておりました。いわゆるサイレントミュート、練習用ミュートを装着しての練習でした。その際に使用していたのは、ヤマハのサイレントブラス、旧タイプのぼてっとした形のものをずっと使用してりました。

 

そろそろ違うものを試してみたくなったのと、マウスピースでの練習時間が増えることを予想して、今回はこんなものを購入してみました。

f:id:hikaru-tpiano:20180210233741j:plain    

f:id:hikaru-tpiano:20180210234009j:plain


  

 

MUTIOと呼ばれるサイレントミュートです。仙台にあるモリタという会社が開発したものです。こちらはなんと3Dプリンターによって製作されているそうで、個体差が大変少ないようです。

 

私が購入したのは通常のプラスチック素材に、木製チップを加えて製作された、消音性能を高めた「ウッドタイプ」になります。

 

サイレントミュートとしては重要な重さですが、約50グラム。生卵と同じくらいの重さです。

 

MUTIOの特筆すべき点は、楽器のミュートだけでなく、マウスピースのミュートにも使えるというところにあります。

 

f:id:hikaru-tpiano:20180210233845j:plain

 

この穴にマウスピースを差し込むことで、マウスピースも消音することが可能で、夜中のバズィング練習などにとても役立ちます。また持ち運びもしやすいため、仕事に持っていくのも簡単ですね。

 

中には車のボトル入れにMUTIOを置いて、一緒に持っていく方もいらっしゃるとか。

 

そして、サイレントミュートの肝は、消音性能、ピッチ、実際の吹奏感との差にあるでしょう。

 

MUTIOを普段使っているヤマハ・サイレントブラスと比較してみると、消音性能に関してはほぼ違いはなさそうです。強いて違いを挙げるなら、MUTIOの方が芯があり少し明るめの音、ヤマハの方がこもったような音になるところでしょうか。モニタリングはMUTIOの方がしやすいと感じました。

 

抵抗感に関しては、MUTIOの方が若干あるように感じます。なのでピッチもMUTIOの方が若干上がる傾向があります。サイレントブラスに比べて良い意味でも悪い意味でも鳴り方がコンパクトになるので、音のセンターをしっかり捉えないと、きつく感じるでしょう。

 

総合的な吹奏感としては、詰まる感覚はほとんどなく、ミュートを装着せずに吹いているのとほぼ変わらない演奏が可能です。ただしサイレントブラスの方がアバウトに吹いても鳴ってくれるので、MUTIOの方が、ある程度訓練されたプレイヤーにオススメ出来ます。

 

今回これを使用してみて、使い勝手の良いサイレントミュートだと感じました。利便性、消音性、総合的に及第点です。特に吹奏感は各人によって感覚が違うので、試奏することが可能なら色々なものを試してみるのが良いでしょう。他のものだと、ベストブラスのe-brassやブレンナー社のシーミュートなどが有名でしょうか。

 

サイレントミュートもそれぞれに違いや好みがあります。自分に合ったものを選び、より良い環境で練習が出来るようになると、上達にも繋がっていくでしょう。

 

ぜひお試しあれ!